Full Circle Magazine issue 37が公開されました

Ubuntu専門のWebマガジン「Full Circle Magazine issue 37」が公開されました。英語ですが、無料で読むことができます。

Newsでは、Meego 1.0と、Puppy Linux 5.0のリリースを伝えています。

Meegoは、ノキアのMaemoプロジェクトとインテルのMoblinプロジェクトが統合されてできた開発プロジェクトで、モバイルデバイスネットブック向けのOSを開発しています。その初めてのリリースとして、バージョン1.0が公開されました。現在のところサポートされているデバイスは、ごく一部のモバイル インターネット デバイスを除くと、ネットブックやネットトップだけです。ただ、現在も活発に開発が進められていますし、ネットブックを持っている人は多いでしょうから、無償でダウンロードして試してみるのもおもしろいと思います。スクリーンショットを見ると、ちょっと試してみようかなと思わせるくらい良さそうな感じを受けます。MeegoとUbuntuの関係はいまいちよく分かりませんが、Ubuntu Netbook Editionあたりとターゲットが重なりそうですね。そのあたりの事情はどうなんでしょうか。

もう一方のPuppy Linuxは、独自の軽量Linuxディストリビューションです。配布しているバイナリの容量も小さくて少し前のUSBメモリにさえ楽々入りますし、動作も軽いということで比較的有名ですので、一度は試してみたことのある方も多いかもしれません。そのPuppy Linuxの新しいバージョンが公開され、これがUbuntuベースになったのだそうです。この新しいバージョンはまだ試せていませんが、ネットブックなどのノートPCで手軽にLinuxを使いたいなら、最初に候補に挙がるのではないでしょうか。

Full Circle Magazineのほかの記事では、デスクトップ ウィジェットScreenlets」の使い方や、UbuntuBlu-Rayディスクをごにょごにょする方法、などが書かれていました。ぜひ読んでみてください。