Full Circle Magazine Issue 36とBSD Magazine 2010-05が公開されています
Ubuntu専門のフリーマガジン「Full Circle Magazine」のIssue 36が公開されています。ユーザーフレンドリーなOSを目指すUbuntuらしく、いつも読者を楽しませてくれる内容が盛りだくさんです。絵や画像がたくさん使われているので、私みたいに英語がかなり怪しくても、ちょっとがんばって読んでみようかなと思わせるような雰囲気を持っています。
このフリーマガジンは、内容もさることながら、体裁もよく考えられています。ファイルはPDF形式になっていて、印刷しても普通の雑誌と遜色ないレベルの品質を保ちながら、PCのディスプレイで見やすいように横長のページ構成になっています。また、私の使っているXGAのノートPCではページ全体を表示すると拡大率が60%台になってしまいますが、それでも問題なく文字が読めるようなサイズが設定されていたり、リンクやテキストも自然な感じで設定されていて、たまに見かける「印刷用のページをとりあえずPDFにしました」的なおおざっぱさがないのが好印象です。
さらに、これだけの内容を、Gimp、OpenOffice.org、Scribusといった、フリーのソフトウェアで作成しているらしいというのに驚かざるをえません。私が同じツールを使ってもこのようなレベルの高いデザインができないのは、ツールが悪いのではなくて自分の力のなさによるものなのですね。
今回のFull Circle Magazineは内容はこんな感じです。
- Some thoughts on year three of FCM.
- Command and Conquer.
- How To: Program in Python – Part 10, Retouching in GIMP – Part 3, and Use Google Effectively.
- Book Review – Automating Linux and Unix System Administration.
- MOTU Interview – Jo Shields.
- Top 5 – Scanning Applications.
- Plus: Ubuntu Women, Ubuntu Games, My Opinion, My Story, and all the usual goodness!
やる気があるのかないのか分からないナゾの漫画は今号でも健在です。
それから、BSD Magazine 2010-05も公開されています。今回はちょっとレベルが高かったかも。